【2018年度版】上半期の雑記まとめと、未来のお話

JETZE.NET

ジェッジジョンソン藤戸です。昨年は僕の人生に於いて非常に濃い1年でしたが、2018年は上半期の時点で昨年の2倍濃い人生になっています。

年末になると自分の備忘録のため「その年の振り返りブログ記事」を書いてましたが、2017年末は纏めようが判らなくて挫折。まぁ「ハリウッド編」シリーズで十分纏められてますが・・・。

今年も書き切れません。特に雑記が・・・雑記が描ききれない・・・。主題クラスでハリウッド初のアニメ主題歌も、そしてアルバムリリースも重なってるんですもの。濃いというかカオス。下半期はもっと濃い出来事が待っています。そのひとつに「僕が生きてる間に絶対にやってみたかった、ミュージシャンでもなかなか担当する機会が殆ど皆無に近い、念願の中の念願の、そのまた悲願のような念願」が待ち受けています。

そんな状態なので今年は時系列かつ、メイン記事にすることでもないような雑記を中心(ぇ)のブログも定期的に書いていこうと。うん、これなら大丈夫。

書き溜めた文を一気に貼り付けた相当長いブログです。お暇な時間にお読み下さいませ。暇つぶしにはなります!!!

1)ITマーケティング勤務の友人の手伝いでInstagramに大量のハッシュタグを突っ込み続けた、という話

ハリウッド在住のタイミングで、僕は自分のInstagramを活発に更新するようになりました。本来の目的は、僕が観てきた景色と過ごしてきた世界をアーカイヴとして残したいと強く思ったことがきっかけです。たとえ僕が死んでも僕の作品や観てきた景色、暮らした時代を残しておきたいという考えです。個人のブログなどは「死んで更新料を支払わなかったら消滅」しますが、あそこまで大きくなると対戦が勃発してデータサーバーがEMP攻撃を喰らわない限り永劫に残ります。素敵なことですよね。CDだと廃盤になったり物理的に廃棄されたりと個人の生きてきた証や歴史は、時を重ねるごとに記憶から消えていくのです。YouTubeやインスタなど、あそこまで大企業が運営するビッグデータの一部になったら、誰かが検索して思い出される可能性が高いのです。2010年代で確立したトピックのひとつでしょう。で、InstagramにバンバンUPしようとした前後、某IT企業勤務の友人から連絡が来ました。

友人:「あのさ、インスタやってる?あのさ、人海戦術に加わってくんない??」

Facebookに買収されてから怒涛の勢いで拡がり(それまでは弱かった)、2017年に日本に於いて不動の地位になったInstagram。Instagramは拡散力が非常に弱いコンテンツです。拡散力が弱いということは宣伝ツールとして弱いということです。Instagramで話題になっているアカウントは基本、もっと上流の宣伝(メディア)に乗っている人&持っている人です。もちろん例外も有りますが。第三者に知られる手段が弱いコンテンツですが、ここまで普段SNSを利用しなかったユーザーを取り込んで人口が増えれば商売としてマーケティングは必須。IT系マーケティング、リサーチ企業は「ハッシュタグ」という数少ない「第三者に発見される可能性」を持ちうる機能を解析することに注力しています。余談ですがインスタの隆盛と反比例してTwitterのアクティブが激減してますね・・・これが時代か・・・。

解析といっても単に「ハッシュタグからの流入数」を調べるだけなんですが、Instagramは通常だと、「どのハッシュタグ」から興味を持って「何人が見に来たのか」判らない仕様になっています。Facebookページを持っている場合は「付けたハッシュタグ全部を合計した流入数」まで判るのですが、1個単位では全く判らない。資本を持っているIT企業は(若干イリーガルな匂いのする)サービスを構築して独自解析してデータ収集してますが、それでも実際は人力で掻き集めているそうです(そうです、と濁らせて下さいませ)。なので人海戦術に加わって欲しいと云う友人の願いにサラリーマン時代に取った杵柄がビンビンに疼き、手伝うことに。しかも海外向けハッシュタグの情報収集。日本向けじゃないのかよ!ってツッコミしたくなりましたが文句も言わずに毎日毎日少しずつハッシュタグを変えながら投稿し、変化の増減をチェックして友人にフィードバック。友人からも多種多様なハッシュタグが送られてくるので入れ替えながら投稿して1年が経過しました。音楽の投稿はしてませんしフォロワーを増やすような施策も行ってないですが、僕を全く知らない海外の方でも「或る特定の条件が揃えば」興味を持ってくれる人が一定数居るんですね。ここでは言えませんが「かなり面白いデータ」が集まっているとのことです。お役に立てて光栄です。

なによりその手伝いから派生して、ハッシュタグつながりでロサンゼルスのカメラマンや俳優・モデルの方々とリアルで繋がって仲良くなるという、想像もしなかった素敵な出来事がありました。ちょっとビックリ。カメラマンや俳優のパーティーに呼ばれ、そこで知り合ったモデルさんとインスタ相互フォローして・・・という繰り返しの結果、僕のInstagramはカメラマンとモデルさんがUPした水着セミヌード手ブラしかないド変態かドスケベとしか思えないエロSNSに変貌してしまいました。僕の歴史を残すはずがエロ本ですよエロ本!!!タイムライン開いたら開幕から手ブラ!おっぱい!更におっぱい!!たまにネコ様でおっぱいを隠したネコブラ!!これはいいものだ!!!そしてまたおっぱい!!!

この手伝い、まだまだ当分続きます。上半期でもご報告申し上げます。

2)「時代が変った」と痛感する出来事、のお話

この「出来事」を聴いて、芸能界・音楽業界で「時代が変わった」と感じた業界の方々、芸能人の方々、そして「創造を生業とする方々」が多かったのでは無いでしょうか。僕もその一人です。それぐらい「いままでとは違う時代が始まり出した」と感じる出来事でした。

この件、周囲からも聴く度「創造・表現するための心と気持ち、多くの人の愉しい時を守るため」本当に正直な行動をされたと思います。演者の規模の大小関わらずこれからの「立ち向かいかた」の例と思いました。

LiSA、観客から「思いやりのない言葉」ライブ中の退場措置に言及https://t.co/FnD1dSaEbp

— ジェッジジョンソン(CV:藤戸とスタッフ) (@JETZEJOHNSON) 2018年5月20日

上記の「ねとらぼ」の記事をクリックすると経緯と対応が記載されていますので是非とも読んでみて下さい。

歌手のLiSAさんがコンサート中、心無い発言を大声で繰り返す「ファンのフリをした自分勝手な人(ここではこういう呼び方をします)」をステージ上から相当キツい言葉で一喝し、即座にスタッフによって退場させたという出来事。その後のInstagramでの彼女自身の投稿と、それに賛同し支える多くの「ファン」の「意識」まで含めた時系列。僕はLiSAさんと、そのファンの方々の意識と意思表示、それが可視化されると云う事実の3つに感動と衝撃を覚えました。表現者が「正直」に叫んだ悲鳴、それに多くの人が賛同し応援する光景と事実が可視化される時代が始まったと思ったのです。

実際、このようなトラブルは芸能規模の大小問わず昔から存在します。何がそんなに特筆すべきことなのか先に説明すると

・表現者が「正直」な、本当に正直な「心の叫び」を、砂を掛けて誤魔化すこと無く声に出せる「環境」を、「ファン」の方々が構築し始めていること

・サイレントマジョリティーと云う言葉があるくらい静かだった「大多数」が、「芸能人だから」という脊髄反射をせず、「同じ人間なんだ」と表現者を理解し、本当の意味で「同じ目的」を共有し始めた事。その経緯がSNSで可視化されたということ

LiSAさんに限らず表現者の最上流の目的は「創造し、それを表現し、求めて下さった方々に感動のひとときを提供し、共有すること」です。その行為が阻害されたとき、黙ってスルーする表現者もいれば正直に発言する表現者も居ます。が、十数年前までは「正直に言わずに堪える環境・風潮だった」のが事実です。表現をするため、作り続けるため、応援をしてくれる方々のため、精神状況は最高にしたいでしょう。LiSAさんは自分の表現のため、心の平穏のため、それを観に来てくれた方々のために、本当に本当に正直に発言されたのでしょう。「追い込まれた」から「正直に」叫んだのです。

SNSなどで稀に、本人が嫌だと言ってるのに、その叫びを「公人なんだから我慢しろ」という酷い理屈を投げかける人を見掛けます。公人私人問わず「本人が嫌だと感じたこと」は止めるのが常識です。

幼い女の子に泥を浴びせる男子が居たらどうします?その女の子が、泣きながら「やめて」と言ってるのに、男子が「いや、この行為は~」などと自分のゆがんだ行為を正当化する理屈を言ってたら、どんな感情になりますか?本人が「嫌だ」と言ってるのに、それを超える理由など成立しない。つきまといやストーカーの心理は「自分が絶対的に正しいと、根拠が無いのに妄想している」のが原因です。「あなたの行為が嫌だ」という事実すら受け入れようとしない。

「同じ人間」なのです。そして皆「同じ目的」なのです。叫びを受け止め、支えるファンの方々の可視化された想いを読んで感動しました。「心無い人々」は確実に減ってきている、僕は思いました。

この話は長くなるので深堀りせず、「僕が感動したという出来事」に留めて、ここまでに致します。時代が変わった、人々の意識が変わり始めた、そんな気がしました。

うおなんか久々に真面目な文章になったぞ!!それぐらい感動したってことです。近い将来、「芸能人にプライバシーが無いのは仕方ない。有名税だ」と云う考え自体が「間違った考えだ」ってなる世の中が来たらいいな。 と、「私人」である僕の思いでした。

3)Twitter上で気持ち悪いアカウントを遂にブロックした

数年前からこのブログで遠回しに記述して警告していたし、なにより公式サイトへの苦情というか心配される報告件数が尋常じゃ無かったので、僕にとってどうでもいい話題ですが書いておきます。

数年前粘着的な、すごい気持ち悪い絡み方をしてきて速攻でミュートしたアカウントが有って、ミュートしたので発言も存在も知ることが無いですし気にも留めていなかったのですが、数年のあいだ度々お問い合わせに「つきまといのような気持ち悪い、普通はそんな発言をしないであろう発言を繰り返すアカウントがあって心配です」と度々届いていたようです。「ようです」というのは、スタッフや関係者・友人は僕に詳細を教えなかったのと、僕がミュートしていることをアカウントの管理上スタッフも知っていたので、気を遣って僕には詳細と存在をしっかりと説明しなかったため把握してませんでした(まさか数年前にミュートした気持ち悪いアカウントが同一だったとは)。ただ詳細は知りませんが度々「そういう苦情が来ている」という事実は知っていたし、リアルタイムで友人から連絡があったりして即座に警告Tweetをしてたので(普通の人なら僕の親族や両親が住んでいる場所に近い地名のTweetをわざわざしない。いかなる理由でも地名は入れない。僕に関連がある地名だからTweetしている訳です。その行為は相当気持ち悪い)。否が応でも「そういうアカウントが存在する」事実は把握していました。遠回しにブログに「なんとなく書いて」、忠告を促していたという事がありました。同時期に親しいアーティストが僕の人生上、見たことの無い超絶に怖いストーカーに付きまとわれていた、というか今も付きまとわれているので、その件と交えながらですが。相手は対象者である親友を知っているかのようですが、親友からすれば「何処の誰だか判らない恐怖」って凄まじいのです。僕もそうです。Twitterのタイムラインにベットリと張り付くような行為と発言をされた時の「なにをされるか判らない恐怖」を理解できるでしょうか。

今年の4月ぐらい?にスタッフ関係者が集まったミーティングの際に、どうも周囲の雰囲気に濁りを感じ取ったので詰問したら今まで僕に読ませなかったExcel一覧が。10件20件じゃ収まり切らない現在までの当該アカウントに対する問い合わせ(苦情・心配)と発言の一覧を読まされ、不快を通り越して「気持ち悪さ」と「ものすごい恐怖」を感じました。僕は相手が誰か判りません。当然友人でも知り合いでも有りません。正直に怖いと思いました。今にして思えば、数年前に粘着質な気持ち悪い絡みをしてきた時に即行ブロックしておけば良かったと後悔しました。そのミーティングの最中、僕のもうひとつのアカウント(予備のアレのほう)に付いたリツイートが当該のアカウントで、横にいたスタッフが「コレです」と言った瞬間、即行でブロックです。僕はよっぽどのことがなければブロックと云う行為は「しないほうが良い」と考えているので現在は無い(というかブロック後、知らぬ間にアカ停止されてるという)のですが、流石に今回はブロックです。そして激怒と恐怖のTweet。相手を特定しないでTweetしてましたが激怒より、誰かも知らない気持ち悪い人が粘着してくるという恐怖に対してキレているというニュアンスが近い。まさに暗闇に向かって砲撃してるようなものです。でも、「名指ししてなくても確実に自分からブロックされたって言うと思いますよ。そしたら周囲の方が辛いかと」と助言されたのと、翌日に別の関係者から「冷静になって下さい。ブロックしてるんだから相手はTweet見れません。無駄です」と超正論が。ほんとおっしゃる通りです。大反省。関係ない方々に要らぬ心配と不快な気分にさせるのは目的では無いのでTweetは削除しました(ブロックしてるのに観ていたとしたら相当怖い)。ブロックし、および周囲にもこれ以上の情報把握は不要とのお願いをしました。お問い合わせをされる方もどうか「気にしない」ようにして下さい。逆にそれで僕がまた耳にすることになりますので。

対象である僕は「あなたのことなど知りません」。「歪んだ感情」など公言し、気持ち悪い行為と感じている僕には恐怖しかありません。対象である僕が数々の行いに「嫌だやめてください」と言っています。それを否定する理屈は存在しません。私が数々の行いを「嫌だと感じた事実」を否定する理屈は存在しません。

あなたのような行いをする人が大多数でも無ければ通常でも無く、「あなただけ」ですから。今までの行いを改めてくれたら、それでいいです。

4)生きてる間にどうしてもやってみたかった「夢のような音楽の仕事」のお話

病気で音楽が出来なくなりました。それからの人生は地獄のような、空虚な毎日でした。生きてることが消化試合のような日々でした。

運良く僕はふたたび「音楽のある生活」に戻れました。当たり前だと思っていた日々が、どれだけ大事なものなのか、気づいてからの僕の最大の目的は「音楽を、作品を作り続けること」です。

富やお金が目的ならサラリーマンは辞めてません。名声が目的なら資本と宣伝を持たない、所属をしていない僕には無縁なので追いかけません。

ただ僕は「作り出すこと・生み出すことをしたい」だけで、その表現手段が音楽なんです。とてもシンプルです。もちろん生きていくためにはお金を稼がないとダメなのですが、運が良いのか音楽だけで生活してます(いや病気して止まってるから運悪いんだよな)。これも応援してくれる、僕に期待をしてくれる方々のおかげです。僕の最上流は「僕が音楽を作り続けるための、穏やかな心と環境を維持すること」です。それ以外はいらないし、それこそが僕にとっていちばん幸せなことなんです。

そうやって生み出す音楽制作の「延長」に、小さい頃からの「夢」があります。それこそ絶対に無理だと思っていた、諦めていた業務があります。

プラネタリウムの空間を、大好きな星空がひろがる「安らぎの時間」を、僕の手で作り出してみたいという夢です。

料理の別人・下半期の予告
「料理長!プラネタリウムの音響監督/プロデュースをやりました!」

僕は夢を叶えました。でも、こっからが始まりです。ハリウッドで学んだ知識をすべて駆使した「新章」が始まります。映画の上映日など情報解禁、乞うご期待ください。

その前にジェッジの最新作だろ!!!!!乞うご期待!!!!!

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