ジェッジdeトラベル!!「地域特色と鶏排」
「その地域の風土を知りたいなら、その土地のスーパーに行け」ホントだよなって、いつも思う。例えば長野県上田市のスーパーは「鯉の洗い」がデフォルトで陳列されているとか、その地域の食文化が色濃く表れる場所です。
台北のスーパーも同様です。「へー!こんなの売ってるんだ」という発見が楽しい。写真で載せるのもアレなので文章にしておきますが、猪血(豚の血の寒天みたいなの)とか。
日本の食文化と近しいので迷うことは無いですが、ほんと円が弱くなったよなぁ…換算すると高えよ…って思う。牛肉麺や魯肉飯は平均35元なので外食したほうが安い。
卵のパックが109台湾ドル=109×為替4.9=534円かよマジか。
…あ、突然ですが速報が来たので、話題を変えて業務連絡です。
ジェッジジョンソンは2025年7月19日で30周年を迎えます。その一環として様々なアイテムを販売予定です。試作品をInstagramに掲載したシルバーリングですが、いよいよ完成したとの一報を頂きました。
ついに完成。めちゃくちゃ細部にまでこだわりました。表面は丸みを帯びた形状です。形状のイメージとしては「ロード・オブ・ザ・リングのアレ」だと思ってくださいな。7月には受注受付を開始します。サイズがオーダー出来ますよ奥様!もはやバンドのグッズじゃない!
そして唐突に本編に戻る。本日は鶏排(じーぱい・鶏の唐揚げ)の名店と呼ばれるお店にやってきました。初の訪問。閉店間際なので若干薄暗いです。
「台北東一排骨」という、唐揚げの老舗中の老舗です。ガイドブックではあんまり見ないのですが、ネット上の食系ブログでは、必ずと言って良いほど紹介されています。そして評価が真っ二つに分かれている老舗です。「思った以上に安っぽい味」とか「シンプルかつ最高」とか「給食が出てきた」とか、マジでどれが正確な表現なのか解らないので逆に興味を持ちました。満を持して実食。
基本は定食セットメニュー。まずは魯肉飯が到着。給食っぽいと書いてる人が多いのは皿のせいかと思ったら、付け合せの野菜がそれっぽいのも理由かも。全くヒネリの無い野菜です。味付けも淡白だ。
看板メニューの鶏排を実食。これ、確かに評価が分かれると思いました。味付けが淡白なんです。そして骨が付いているというか(僕のがたまたま?)処理してなかったりするので結構食べにくい。あと衣がサクサクじゃなくって結構固い。これも要因だと思った。
単品追加で「白身魚のフライ」を注文。カレイの半身を揚げたものですが、こちらも想像以上に食べにくい!骨までサクサク、じゃなくて「しっかり骨が付いているフライ」です。骨を取りながら食べる。エンガワ部分がサクサク食べたかった。添えられたソースは甘辛系。あぁこれも好き嫌い分かれる味だ。
【本日のジェッジde“茶色い”飯】台北東一排骨総店
揚げ度:★★☆☆☆☆☆(サクサクを期待するとショボンする)
味濃度:★★☆☆☆☆☆(評価が分かれる味付け。淡白)
コスパ:★★★★☆☆☆(安いけどなにかこう、消化不良な感覚がする)
総括:食べ終わって歩きながら延々と悩むぐらい、平均的な味でした。美味しいといえば美味しいし。見た目から期待していた味とは結構違ったなぁ。あぁでも美味しかったのか。どうなんだろう。気になったら食べて見て下さい。朝まで呑みながら語りたい。