ジェッジ史上、最強のグッズが登場します
ジェッジジョンソン藤戸です。深夜(現在朝4時)ですがメールのやりとりをしています。めっちゃ可愛がって貰ってる、おっきな音楽事務所の社長さんから緊急の相談メールを頂いて、ずーっと文通してます。ぶっちゃけジェッジにも音楽にも全く関係の無い御相談ですが、日頃の御恩を奉公で返せればと。もうバンドマンじゃ無いです。周りもそう思ってない。理解してたけど、そう思われるのが結構辛い時期も有りました。慣れたけど。アーティストなのに陰で言われたあだ名が「軍師」ですよ。正面切って言えよお前ら。悲しい。別になんもやってないです。多分。うん多分。
心当たりが一杯ありますスイマセン・・・
本題その1
ジェッジの公式グッズ、いつも頭オカシイの作ります。ぶっちゃけ大赤字ですけど。
ジェッジはグッズに於いて、売上よりも下記を重視して作成します。
1)なによりクオリティ・品質にこだわる
2)他にないモノを可能な限り追求する
3)実用的なもの・生活の延長線上にあるモノを作る
例えば今回作成して大人気だったマフラータオル。
実は「今治タオル」製だったりするわけです。
恐ろしい。
グッズで一番重要なのは「如何に長く使って貰えるか」だと思います。
この時点で売上計上とは真逆です。死んでます。
生活の延長線上にジェッジがあって欲しい、
そう思って僕が自ら制作チームを率いて制作しています。
代理店時代からの同僚が集まって生まれたクリエイティブ集団
「DEATER abstrakt(ディーター・アブストラクトって読みます)」が、
僕のイメージしたモノをカタチにしてくれてます。
このDEATER abstrakt、一部のファンの方は気付かれると思いますが、ジェッジのアルバムのコピーライトに度々記載されている名前です。元々は「DEATER」という、某雑貨デザインのプロジェクトコード名で、そこに関わっていた同僚にジェッジのグッズ制作を手伝ってもらった事が始まりです。それ以来、ジェッジの色んなところに名前が出てきます。その後、プランニングセクションの同僚たちがデザフェス(コミケか失念した)にチーム出店する際に立ち上げた「abstract」が加わり、その後もWEBエンジニア(ジェッジネットの創始者。現在非常勤管理人)などが入ったり、友人や仲間を招聘したりで人数の増減を繰り返しながら変化してきました。この集団でフツーに依頼仕事やってます(僕以外はまだアソコに勤務してるので)。が、この名前はジェッジに関わる時だけにしようと云う話になり、現在の名前に至ります。現在6名かな。多分。
「グッズ」もジェッジの、僕の作品のひとつです。
楽曲と同じぐらい、大事な僕(ら)の作品です。
妥協した為の失敗作も有りました。妥協した為に耐久が低下するミスも有りました。妥協したために望まないデザインが仕上がってくる事も有りました。失敗を繰り返して現在のジェッジのグッズが有ります。
そんなジェッジのグッズで代名詞だったのは「本革製」のアイテムでした。合皮じゃなくて本革。赤字だけどチーム自慢の発明品でした。他のバンドにも制作の仲介をしたことも有りました。キーストラップはジェッジのグッズで1番販売されたアイテムです。
このキーストラップ、デザインチェンジの為に追加生産を行うのですが、ついでにというか、本革製の最新作が登場します。トレードマークを刻印したアパレル製品が登場します。
実際何が登場するかはお楽しみに。一般的な本革で存在するアイテムを想像しておいて下さい。デザインも材質もこだわって「10年使えるアイテム」をお届け致します。
もひとつ本題。
ジェッジのトレードマーク「三頭獣」です。
今更なんですが、コイツ正式名称があるんですよ。正式名称は「ケルベロス」です。まぁ観たまんまです。僕もメンドかったので「三頭獣」って発言してたしスイマセン。
初登場はジェッジのメジャーリリースアルバム「ディスカバリーズ」。ジャケットデザインも担当してくれた木山くんのデザインです。当時、ケルベロスともうひとつ「オオワシ」のトレードマークも木山くんが作ってくれました。悩みに悩んだ結果、ケルベロスを正式マークとして採用しました。
ケルベロスにはレッキとした意味が込められています。メンバーの数だと思っているファンの方が多いと思いますが、実は違います。
(そもそも既に実質4人編成だったからディスカバリーズは「Quadra(クアドラ=語源のQuadは4という意味)」という楽曲から始まるんですが・・・)
ケルベロスに興味の有る方はググりましょう。面白いです。
ググるのダルい方に向けてサラッと説明致します。
ケルベロスは神話に出てくる生き物です。主な職種(ぇ)は地獄の番犬です。
職歴も番犬一筋。ベテランです。
このケルベロス、地獄の番犬と言われてるけど音楽聴かせると爆睡します。
マジかと思った方は早速ググりましょう。クズです。
マジ番犬の役にたたn・・うわなにするんdやめr
音楽を理解している生き物、と云う象徴でケルベロスなんですね。
そしてもうひとつ、
ケルベロスは哲学的解釈として「保存」「再生」「霊化」を司ります。
「僕の死後も、楽曲は生き続けて欲しい」という希望を込めました。
まぁまた続きは今度詳しく御話させてくださいませ。
余談ですが正直な話、圧倒的な人気ですねコイツとコイツのグッズ・・・。
お問合せ件数も凄かったし・・・(過去記事参照)。ブリスタリング復刻版、オクラ入りですね。