料理の別人ハリウッド編

料理長!ハリウッド暮らしです!【7】~再び台灣へ・その1~

JETZE.NET

ジェッジジョンソン藤戸です。突然ですが国際免許を取得しました。これでアメリカでも運転できます。eBayでプリウスを購入しました・・・が、届いた見積もり書にはプリウスじゃなくてシボレーのオープンカーと記載されていた。間違いでしょう間違い。ホントにオープンカー届いたら発狂モノです。さすがアメリカンアバウトクオリティ。

映画音楽制作の業務関係で、7月から再び台灣の台北に行きまくってます。昨年は「台北日帰り祭り」でしたが、今回はゲストハウスを予約してもらい滞在しています。ゲストハウス、超きれい&最新モダンデザインなのに1泊4,500円。台灣すばらしい。ハリウッドから直行便で向かうこともあれば羽田空港から向かったり。

今年は羽田空港の国際線に何度来ていることか。インテリアが美しい。あとショップも楽しい。とっとと成田空港ブッ潰して羽田に集約して欲しい人なので、羽田国際線の拡大化は喜ばしい限りです。成田空港は不便すぎる。あそこに作る必要はどう考えても無かった。あんな闘争を繰り広げるぐらいなら何故当時から羽田の拡張に注力しなかったのか・・・。政治的背景など様々な思惑が動いていたのは周知の事実ですが、関連の本を読んでると「あの闘争」って何だったのだろうと。

七夕ということもあって空港内に短冊が飾られています。空の安全を願う人も居れば上司への怨念を筆に込めてる人も。余談ですがジェッジの美人スタッフH女史が短冊に「胸が大きくなりたい」と書いてたのを観たとき、なんとも言えない気持ちになりました。あんなものは飾りです!偉い人にはそれが判らんのです!たぶん!!

国際線のレストラン街は江戸の小路をイメージした作りに。綺麗な街並ですが早朝はベンチで人が寝てます。人が寝てると飲み屋街に見え始めます。

日本橋を再現したものらしいです。2014年ぐらい?に突如現れたイメージが。当時はおろしたて木材の色でしたが、年季が入ってきました。この橋は縁起を担ぐ訳では無いのですが、出発の前に必ず渡るようにしてます。ちなみに高所恐怖症です。この橋、結構こわい。

日本橋から見下ろした景色。結構高い。怖い。

飛行機(高所)が大嫌いなのに、こんなにも飛行機に乗る人生が来るとは想像もしませんでした。     と、いうわけで今回のブログは台灣の御話です。 日本でも近年、観光地として人気です。物価が安いこと、日本から3時間ちょっとという移動時間、そしてなにより「街中でほぼ日本語が通じる」というのが理由でしょう。 台灣は近年、アジアに於けるエンタメ関連の中継地的なポジションに成長しつつあります。プロダクションやスタジオも増えてきましたし、台北に支店を構えてアジア戦略の支城にするエージェントも多くなりました。アジアの映画音楽やCM音楽の打ち合わせ場所が台灣、という感じです。レコーディングも台灣で行う事があります。アメリカに比べてコストが半額以下で収まる。機材はアメリカ・日本と同等。すばらしい。

滞在しているのは主に台北駅周辺もしくは忠孝復興駅周辺です。写真は台北の北西にある繁華街・士林(しーりん)です。台北最大の夜市がある街です。夜市というのは、ザックリ云うと朝までギンギンに開いている商店街です。

原宿の竹下通りのような雰囲気です。人でゴッタ返している。物凄く活気があります。屋台があったり怪しいマーケットがあったり、とにかく合法と非合法が混濁した、台灣を象徴する「文化のひとつ」が夜市だと思っています。

アディダスの正規店の隣の店で、バッタもんのアディダスが平然と販売されてたり。冷静に考えると凄い事です。意味が判らない。

本物とバッタもんがごちゃ混ぜに並べてあります。スマホケースの横に女性用の下着が。カオス。

テキ屋のようなゲーム店が軒を並べています。写真は麻雀の牌を使った何かのゲーム。イラストはまぁ、アレなので目を瞑りましょう。ルールがいつも気になって店員さんに聞きたいのですが・・・

店長、決まって寝てます。

士林夜市で有名な地下レストラン街。海鮮がメインです。台北出身の同僚が云うには、ここのレストラン街は観光客目当てのボッタクリが殆どなので食べちゃいけないと説教されました。ボッタクリと言っても物価が相当安いのでボッタクリのように感じない。どうしても食べたいならマトモな店は◯◯と◯◯だと教えてくれたので、よくそこで食べてます。

左は巻き貝のニンニク炒め。右はサザエの唐辛子ニンニク炒め。お酒がすすむ味です。通貨の単位は台湾ドル(元)。1元がだいたい3円。なので左の巻き貝は150元×およそ3円=450円。ボッタクリでも安い。

海鮮食材は調理方法を指定すると、その通りに調理して持ってきてくれます。ちゃんと通常メニューも有るので指定することはあんまりないかも。アワビ(と書いてるけど、どう見てもトコブシ。でもトコブシ大好き)が大きめのが8個で約900円。ボッタでも安いだろコレ。炒めてくれってお願いして調理したものを食べると幸せになれます。あと牡蠣が安い。バターニンニク醤油炒めで食べながら台灣ビールを呑むと明日がどうでもよくなります。

鉄板焼きの店舗が結構あります。主にステーキ(の肉が入った野菜炒め)と牡蠣(の入った野菜炒め)を提供しています。

眺めてないで炒めてくれ。

ぶっちゃけ肉本来の旨味や牡蠣本来の旨味を完全に破壊するほどの調味料で満たされたジャンク・オブ・ジャンクな料理ですが、ゴハンがススむ味です。最高。

士林の夜市が一番大きいですが、台北市街には至る所に夜市があります。それぞれの夜市によって特色も食も違います。写真は臨江街の夜市。目に映るすべてのものが糖質のメッセージ。危険すぎる。

ステーキ250グラムでだいたい600円。「レアですか?ミディアムですか?」みたいなことを聴いてきますが決まって完全なこんがりウェルダンで出てきます。調味料の味が勝ってしまっていて、美味しんぼの山岡さんに殺されそうな味ですが、理解した上で食べると美味しいです。スナックですよスナック。偉い人にはそれが判らんのです!

屋台もおいしいところがいっぱい。「四神湯」という、名前の由来が全くもって判らないホルモン煮込みスープがあるのですが、これが非常に美味しい。塩味スープのもつ煮込みです。アッサリしながらもコクがある。どこにでも有るのですが、どこも美味しい。こればっか食べてる。     いやちゃんと業務もしてますから・・・・。

【料理の別人ハリウッド編・7月のリポート】

・台北での音楽制作業務が再開。アジア圏での映画音楽の制作ミーティングや、スタジオレコーディングを行ってます。 ・台北、物価が安すぎて感覚が麻痺してくる。ラーメン1杯50円、コンビニの缶ジュース80円。地元の店で食事しているなら、1日の食費は500円掛からない。

・ハリウッド⇔東京の往復が7月時点で20回超えました。恐ろしい。のべ400時間、実に約17日間も空の上にいる計算。まじか。 ・台北⇔ハリウッドの飛行機は中華航空を使うのですが、毎回毎回信じられないぐらい揺れる。45度ぐらいまで傾いた時もあった。死ぬ。

・音響システムのひとつ、ドルビーアトモス環境下でのBGM&効果音制作がスタート。7方向のスピーカーに囲まれてサラウンドミックスやってます。めちゃくちゃ楽しいし勉強になる。

・学生時代の友人夫婦と呑んでる際に、僕が「最近、小倉優香さんというグラビアモデルの方が、華が有って大好き」と発言したら、小倉優香さんが掲載されているグラビアをスマホで写真撮ってLINEで送付してくるという、どう返信して良いか判らない事象が勃発。女性にもっと興味を持てということなのか。てゆうかそこまでするなら写真集買ってください。そもそもなぜスマホで撮った写真なのか意味が判らない。この夫婦、過去にも僕が「唐田えりかさんという女優さんの透明感が好き」と言ったら、どっから入手したのか判らない唐田えりかさんが出演するCMのポスターを僕にくれたり、「黒木華さん最高!」とSNSで呟いたら彼女が主演するドラマ「重版出来!」を全録画したBlu-rayを持ってきたり。僕に何を望んでいるのか。取り敢えず写メで送って来られても非常に困ることを先日伝えたのですが、今度は「夫婦が選定するオススメの女性」がバンバン送られてくる。確かに素敵な女性ですねタイプですじゃなくてさだからさあのさ。

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