【個人的備忘録】東京ゲームショウに行ってきた(ビジネスデー2019年度版)

東京ゲームショウ料理の別人ジェッジジョンソン藤戸JETZEJOHNSON
JETZE.NET

ジェッジジョンソン藤戸です。

病状が一進一退を繰り返し、いまだに寝たきりです。

コレ書いてる9月現在、ベッドから起きれません。

9月と云えば東京ゲームショウ。毎年ブログに書き綴り、移転オープンした現在も書き続けて早数年。通算では過去すべてのゲームショウに参加しているという、全く自慢にならないというかお前なんで音楽の道に行ったんだよ、と・・・いろんなゲーム業界の「出世した人たち」から突っ込まれます。なんでってそりゃ楽しいからに決まってんだろうが!いやでもね、寝たきりの状態で天井見ながら考え事する毎日ですが、フッとゲーム作りたいなーって思うときがあります。そんな時間は・・・うーん、どうだろう・・・(意味深)。

自宅の中でも歩くのがやっとだし、ようやく近所をリハビリがてらの散歩(深夜徘徊)出来るまでになりましたが、さすがに今年は参加ムリ。いやムリですよ。

来ちゃったよ!!!

自分でもビビる。突き動かすのはなんなのか。と、さておき本題。早速ですが、上記の写真は12時前後のビジネスデー初日の状況。嘘付きたくないんで正直な意見を言います。

人、少なさ過ぎ!!!
マジか!!!なんだこれは!!

公称のビジネスデー来場者数は聴いてませんし調べてません。観た感じ(並んだ感じ)例年の8割程度の来場者数。いや、それすらギリ届いてないんじゃ。12時を過ぎたあたりからピークになるのに、今年は増える気配がない、というか明らかに少ない。今年から登録料が2倍になるという、開発者ビックリのお達しがございましてですね、いや登録料が2倍になったから減ったにしては・・・これはちょっと見た瞬間ほんとビックリしました。理由が有るにせよ、良い施策ではないです。開発者・関係者もゲーム人口の分母であり、いかなる理由があろうと「狭めること」は分野の衰退に繋がります。

そんなことも気になりますが、とりあえず色々まわって見ましょう!!

開幕からキャー!!!

逢いたかったよぉぉぉぉぉ!!!!
(1月ぶり3回目)

補助杖を片手に恒例の記念撮影。どっからどう見ても死にぞこないですが、頑張って病の淵から這い上がってきました。感染症予防のマスクは今も外すことは出来ませんが、マスクさえしていれば多少の外出は可能です。ただ、見て判るように歩行が相当困難です。ルンバより遅い。これでも良くなってきたんですよ。でも大丈夫、年末までには100m9秒台に仕上げておきます。大丈夫だ問題ない。

毎年のアレですがキレイなおねえさんです。

今年は片手が補助杖で塞がっているので写真少なめです。少なめですが撮りました。熱量高めです。

コーエーテクモのブースは「無双シリーズ」が出品なし。あれ今年ローンチ無いのか!ちょっとビックリでした。その代わり「仁王」の最新タイトルが。このゲーム、面白いっすよ。

3年前の前作を踏襲した世界観とゲーム仕様のようです。前作はヒロインが武井咲さんで、このキャラが殺人的に可愛すぎてゲームどころじゃないという。今回のヒロインは波留さん。ムービーでチラッと出てきます。愉しみです。

そして今年の個人的プッシュ・その①です。Dellの最新PCとモニタが御披露目。ヤヴァイぞコレ、カッコいいぞ。

こういうデザインのモニタを待っておりました号泣。

DellのゲーミングPCブランド「エイリアンウェア」の最新筐体が。洗練されたデザインはゲーミングに留まらない。これは欲しい。

カンファレンスも座席が埋まっていました。いやこれホント欲しい。

スクウェア・エニックスのブースは今年1番盛り上がっていたんじゃないでしょうか。「ファイナルファンタジーVII」のリメイク版がついに発売。試遊は長蛇の列でした。そりゃもう当然だよな。自身に影響を与えたゲーム10本と言われたらTOP5に入る「ファイナルファンタジーVII」。発売と同時にこの世界から消えます、というかなんでこう、寝たきりの今のタイミングでリリースしてくれなかったんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・

ちなみにNo,1は?って言われたら。「そのゲーム」に関連するものがあったので、後述でベラベラ喋らせていただきます。

感染症予防マスクを外してしまった。大丈夫だ問題ない。たぶん。

不自由な身体でも、案内の方が非常に丁寧にエスコートして下さり、無事に乗ることが出来ました。これで後ろにティファを乗せて・・・あぁティファが・・・。何度も言いますが理想の女性はティファです。ティファと結婚したい。

映像が公開されていますが、改めて観てもグッと来ます。1度プレイした人なら尚更じゃないでしょうか。3月3日発売です。

アーッッッッ!!!!

「アヴェンジャーズ」です。見りゃ判りますかそうですよね!!このゲームの映像がイイ!!素晴らしい!!

質感が素晴らしい。文句なし!!MARVELファンのみならずプレイしても愉しめます。映画を知ってたらもっと愉しいです。そりゃそうですよね!!

さすがに体力がアレなので休憩。ついでにフードコートに。例年は肉・肉・肉料理しかない火力強めのフードコートなのですが・・・

あれ、今年は外なのか。てか例年は体育館まるまる一個がフードコートで座る場所に困らなかったんだけど・・・

フードコートは会場の2箇所に分かれて展開。メニューも例年に比べてバリエーションが豊富、といえば豊富でした。僕は今回パス。食欲がね、まだまだ回復してないんです。

うーん、やっぱり来場者が(若干、と言っときます)少ない。13時を過ぎたあたりですがこんな感じ。試遊の行列が短いんですよ。

タイトーのブースがとんでもなくデカい。例年では考えられない大きさ。「スペースインベーダー」を生み出したのがタイトーって知らない人が増えてきました。時代ですね。

スペースインベーダーの超巨大オブジェが。

昨年のブログでも書いた「ARCADE 1Up」の新作が。まさかの「バーガータイム」がラインナップに加わっていました。

絶対出ると思っていた、というか出てくれてありがとう。テーブルトップ版がついに発売です。これが出ると読んでずっと我慢してました。スタジオに置きます。作業になりません。

恒例・MONSTERの無料配布ブース。やっぱり甘い匂いで周囲が満たされている。今年の看板は後述する「デス・ストランディング」。後述しますが、衝撃的なゲームがローンチされましたね・・・。

キレイなおねえさんです。どことなくティファに似・・・いや、なんでもございません。

てか「パズドラ」ブースでは「リアルゴールド」のパズドラコラボが条件配布されている。ファン垂涎のアイテムでしょうコレ。これ飲んで今日も元気に玉を回すのでしょう。がんがれパスドランカー!

DTMにもペンタブ職人にも人気の家具メーカー「バウヒュッテ」が今年も出品。居心地の良い空間を突き詰める御社の姿勢、ステキです。ゲーム界のIKEAになる日も遠くないんじゃないでしょうか。

自宅警備隊を生み出しそうな極楽空間だ。一度座ったらトイレでも立たなくなるぞ。ここのアイテムは音楽制作でも応用出来るのがいっぱいあります。興味の有る方はググってみて下さい。

「バイオハザード」シリーズの新機軸ゲームが。これ、試遊がネット予約だったのでダメでした。残念!

その代わり、横にある「バイオハザード」コラボレーションのエアガン射撃コーナーに。毎年出店されてますが、ビジネスデーであっても長蛇の列なので、いつも諦めて撤退してました。今年はなんと折返しナシの列!念願の試遊が!!

実際のエアガンで上記写真のディスプレイに表示されるアイテムを撃ち抜くという試遊です。ちなみに「Excellent(最上級)」を出しました。キャストの方が驚いてました。

キャストさん:「おー!エクセレントですよ!めったに出ないんですよ本当に!結構サバゲーやられてたりします?」

(ロスで)(業務で)実弾を撃っている、かも、知れませんね!(意味深)

まぁ御想像にお任せします。

キレイなモンハンおねえさんです。

「モンハンワールド」の新エリアが発表。これまた面白そうな・・・

ゲーム開発者のフリをしたハンターが大量に!狩猟解禁はデスマーチの始まり。納期落とさないでね!!

今年はスマホゲームが思ったよりも出店が少ない。先の台北ゲームショウとは真逆です。世界市場の流れと真逆ってことです。

半分見終えたところで、今年のゲームショウの「メインテーマ」のエリアにやって来ました。コレです。

次世代通信規格、通称「5G」がついに運用開始。ケータイもスマホも現行の4Gから順次切り替わります。4Gとは比べ物にならない超高速転送を生かして、様々な分野で革命が起こると言われています。例えば5Gの高速転送を応用すれば、離島でロボットアームによる遠隔手術が可能になったり(いやこれ凄い事ですよ)、危険な作業現場に足を踏み入れること無く遠隔操作マシンで作業出来たりなどなどなど。

ゲームに於いては対戦型ゲームの通信速度が飛躍的に向上するため、e-Sportsを始めとする活性化が期待されています。通信のレイテンシー(遅延)が短くなればなるほど格闘ゲームは恩恵を受けるでしょう。格闘ゲームの復権があるかも知れませんよ!

東京ゲームショウのコンパニオン料理の別人ジェッジジョンソン藤戸JETZEJOHNSON

名越さんワールドに生息するキレイなおねえさんも健在です。「龍が如く」も主役が新しくなり新章に突入。前評判では新主人公がどうしても雑魚キャラにしか見えない(僕はチンピラその②、としか見えなかった)と散々の言われようでしたが、成り上がっていく仕様を考えると「アリ」ですよね。試遊した友人たちはこぞって「想像していたより面白い!(なんて失礼な!褒め言葉か!)」と言ってました。

東京ゲームショウにマリオが
ついにマリオのオブジェが
その横には霊長類最強の御方が

判る人には判る、とんでもないビックリな光景なんですよ。任天堂は東京ゲームショウに出店をしません、というか出したことがありません。そのあたりに興味がある人はググって下さい。ここでは書きたくございません!!!今回はSEGAとのコラボとはいえ、任天堂の象徴・マリオがTGSに飾られる日が来るなんて。とても貴重な光景です。

佳境に入ってきましたが、ここで今年のゲームショウ最大の注目作です。

「メタルギア」を生み出した小島秀夫さん率いるコジマプロダクションが遂にローンチするゲーム「デス・ストランディング」です。

もうコレ、凄すぎる。映像・内容・全てに於いて衝撃です。

TGSに於いて小島秀夫監督自らがマイクを握ってゲームプレイを解説してる動画です。映像もビビるけど解説されてるゲームの仕様がもう凄すぎる。ぜひ御覧になってください。

久しぶりに外に出たのでドッと疲れました。起動限界が近い。

最後は恒例のゲームグッズコーナーに立ち寄っておしまいです。

スクエニのグッズブースには歴代のFFタイトルと、そのサントラが飾ってありました。これ、ちょっとグッと来ました。

初代ファイナルファンタジーが。発売は1987年。ここから全てが始まったんですよね。

ファイナルファンタジーVも。このゲーム、僕が初めてちゃんとエンディングまでプレイしたゲームでした。ハマった。すごいハマった。秀逸なシナリオ、ジョブチェンジというゲームシステム、すべてに於いて文句なしです。

僕に影響を与えたゲームTOP5のひとつ、ファイナルファンタジーVIIのサントラはボロボロになるまで聴きました。どちらかというとバトル時の激しい音楽ではなく、アンビエントな楽曲が僕のバックボーンになっています。余談ですが個人的ナンバーワン・ゲームBGMは「ICO」の超名曲「Heal」です。いまだアレを超えるゲームBGMに出会ったことが無い。

最後にお届けするこのゲーム「ファイナルファンタジーXI」こそ、僕が数あるゲームの中で一番好きな、僕に影響を与えたNo,1のゲームです。タイトル初のオンラインゲームとして登場し、ネットで繋がる他のプレイヤーたちと共に繰り広げる世界は、当時まだオンラインゲームに馴染みの薄かった日本のプレイヤーの多くを魅了しました。あれから17年、いまでも続いているという、とんでもない長寿のゲームタイトルです。17年てとんでもない数字ですよ。実は病の淵に倒れる直前から、およそ十数年ぶりにプレイを再開しました。きっかけはこの「FFXI」のディレクター・藤戸さんとサシで呑んだ時の会話でした。なんと同姓なんです。2人で呑んでる際、僕も過去にプレイしてたってお伝えしました。実はもうクローズしてる(ストーリーはエンディングを迎えています)と思っていたんですね。そしたら今も続いていること、当時とは仕様が変わりながらも、あの世界が生きている事を、とても丁寧に、静かだけど愛情のこもったイントネーションで、たくさんお話を聞かせて下さいました。お話をしてから、いつか時間が出来たらもっかいプレイしてみよっかな?って考えるようになって現在です。このゲームの話は超長くなるので、いずれお話させてください。ゲームの中で知り合った多くの仲間は、のちに本当に実際に繋がり、いまでも時に僕を支えてくれています。このゲームの事を話したいです。でもそれは僕だけじゃなく、このゲームを介して偶然にも出会った僕の周りのミュージシャン、タレント、多くの友達も一緒の気持ちだと思います。

このゲームは、みんなの誇りですよ藤戸さん。ずっと守って下さって、ありがとうございます

【東京ゲームショウ2019の総括】

・もう何よりもビジネスデーの来場客の少なさが気になって。これどうなんでしょう。ホントに昨年より落ちてないんですか?ホントに?

・次世代通信規格「5G」に合わせたゲーム紹介が多くありましたが、(某所からお叱りを受けそうですが)嘘つきたくないので正直に申し上げると「新鮮味が無かった」し「その恩恵によってどんな新しい感動体験があるのか」っていうプロモーション・説明が弱いし、なにより一般に伝わりにくかったと思うんですよ。「5G」によってどんな革命が起こるのか、いままで出来なかったことが出来るようになるのか。そこだけに注力すべきではないでしょうか。

・今年は元同僚や友人に遭わないなー、と思っていたら翌日ドヴァっとLINEが来た。生きていたか涙、とか。死んでNEEし。NEEですよ。てか見掛けたら声掛けて下さいよ!

・台北ゲームショウも体験した上で感じたことは、中国語圏という巨大人口のマーケットを考えていない=アジアのゲーム市場からズレている事に強烈な違和感を覚えました。ズバッと言います。東京ゲームショウが、日本のゲームが、ガラパゴスに見えた。なんなんのでしょうこの感覚は。なんなのでしょう。

・「デス・ストランディング」が想像以上の作品で衝撃を受け過ぎて頭おかしくなりそう。リリース初日に引きこもりそう。ってかまだまだ当分ベッドの上です。復活までやり込もうかしら。

・キレイなおねえさんを見てると失恋した感覚に襲われるようになった。

・イキってTGSに向かったものの、その後5日間ほど激痛と熱にうなされて死。まだまだだな。ナウシカの未完熟の巨人兵みたいな状態で出撃しちゃアカンでことですね。

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