HEADLINE

ワンマン、会場販売アイテム、来年のお話

JETZE.NET



12月3日はワンマン、今年最後の公演です。コンセプトは2009年発売「12WIRES」の楽曲を中心にお届けします。



14年前ですよ…。響先生やファンの方々含め多くの人に「Pizza演れ」と圧強めに言われたので、14年ぶりに「Pizza」を披露します。それ以外の曲も14年ぶりの再演です。この日を最後に「Pizza」含めた曲達は、もう歌うことは永遠に無いでしょう。そもそもの話ですが、14年も演奏していない理由は単純に、現在の演奏リストに組み込む余地が無い、必要が無いから演奏しなかったので、このワンマンのようなコンセプトだからこそ再び歌うんですよね。今回は配信が無いので、ぜひ会場に聴きに来て下さい。

THE JETZEJOHNSON ONEMAN 2023
“12WIRES REPLAY”

日時:2023年12月3日(日)
会場:東京・恵比寿CreAto(VJセット)
開場18時/開演19時/前売¥6,000当日¥6,500
[前売購入URL]
https://eplus.jp/sf/detail/3981460001-P0030001

新曲も発売です。カセットテープ。鶴田謙二さんのイラスト。ぜんぶハイネのせい。ハイネを収録しなかったら最高に統一感ある作品だったのに。なんでブチ込んでしまったのだ。とは言え最新アルバムにも入れられないし、でも形に残したいし(配信以外で)。このアイテム、会場販売のみになりそうです。制作数量がわずかですし、購入はお一人様何本でも。会場販売を優先し、そのあと数本ですが、在庫を公式WEBストアで発売です。ぜんぶハイネのせい。

本革製アイテムも遂にホワイトが発売。ビビる原価です。さらに物価高騰の時勢。もう作りたくても作れない。こちらも会場販売を優先し、その後に公式WEBストアで販売の予定です。数は少なめです。ワンマンにお越し頂き、ご購入ください。

ワンマンまだ終わってないですが、来年のお話です。

2025年にジェッジジョンソンが生誕30周年を迎えます。メジャーデビューから17周年なので、生誕10周年を超えてからデビューした事になります。そう考えると凄い。バグってる。音楽業務を始めとするエンタメで生活することなんて考えてなかったので、当時はデビューの話も断ってた。それがなんでと訊かれたらまぁあの出来事ですね。人間は、たった一つの想いに応えようとする時がある。それだけです。

「ただ、やりたいことだけを、やる」

自分のやりたいことに正直に、承認欲求の欠如した人間が、認知や名声に興味の無い人間が、30年も音楽を作り続けて来れたなんて。正確には、業界内で認知されていれば良い、というのが正解かな。そうならなければ作曲や制作、プロデュース依頼も来ないし、そうならなければ僕の座右の銘「大事なことは、最期まで立ち続けること」が不可能です。おかげさまでこのまま事故がなければ、死ぬまで案件を依頼される状況です。ありがとうございます。

2023年の今年、「状況によってライヴ活動を終了する」ことを想定していました。僕の中で一定の基準があって、照らし合わせた判断でした。アルバム発表や音楽業務としてのジェッジジョンソンは死ぬその時まで続きますが、ライヴは終了かな、と。2022年末の基調講演で、そう説明させて頂きました。

迎えた今年2023年、かろうじて「僕の中の一定の基準」をクリアしています。

ジェッジジョンソンというより、「藤戸じゅにあというアーティスト」が30周年を迎えるということです。30年間音楽を作り、それで生活している。効果音制作もアレンジもプロデュースも音楽監督もプラタリウムも、そしてジェッジもすべて「藤戸じゅにあ」が作り出した作品で、僕はそれで暮らしている。「音楽が当たり前のように寄り添う日々」を病気で2度も失った人間にとって、いまも突然失う危険性と恐怖に生きる僕にとって、毎日はかけがえの無い、大切なものです。

「あとすこしで30周年」、そう僕に言った「古い仲間たち」が居ます。「仲間たち」という言い方なのは、彼らはもう音楽活動をしていない、音楽で暮らしていないから。その「仲間たち」から「30年も続けている、この事実の重さと価値」を語られます。正直に言うと、僕はこういうのに全く興味が無い。事実、10周年どころか20周年もシカトした。嫌いなのではなく「どうでもいい」のです。僕は「なにかを作り続け、生み出すこと」が人生の目的なので、10周年も20周年も、なんとなく今年だろうなと思ってたぐらい。

2022年末、偶然に古い手帳を見つけました。そのページにはジェッジジョンソンのライヴ活動の記録がギッシリと記されていました。僕も忘れていた「ジェッジジョンソンが生まれた日」も、しっかり記されていました(2022年基調講演で語ったお話)。

2008年のメジャーデビュー、未来を変えることを決断させた2006年の「ハーフ・ワールド」、間違いなくすべての起点と言われ、初めて「あぁそうなんだ、そういうことか」と認識した2004年の「デプス・オブ・レイヤーズ」。それより遡った「はじまりの日」の手帳でした。

読んでいたら「うん、30周年やるしか無いな」と。

支えてくれた人たち、過ぎ去った人たち、
足取りを止めた人たち、いまも並んで歩く人たち、
いまも支えてくれる人たちのために

「30年立ってますよ!これからも立ってますよ!」

と伝えるために、来年2024年から30周年に向けた企画をしようと考えました。

グッズ鶴田謙二ジェッジジョンソン藤戸JETZEJOHNSON

2024年初頭、第一弾として新しい「シルバーリング」が登場します。写真は過去のジェッジリング。SNSでサイズのアンケートを取ったところ、相当数の方が答えてくれただけでなく、サイズが見事に偏らなかった為、全サイズ展開の完全受注で発売します。どんだけ原価するんだよイカれてるけどまぁいっか。販売価格20,000円前後です。マイルストーンアイテムとして発売です。

アイテムもイベントも色々考えています。全ては2025年7月19日、ジェッジジョンソンの生誕30周年に向けて。

それでも経過点。大きな流れの小さなひとつ。

12月3日はワンマンです。ぜひお越し下さい。グッズもぜひお買い求めください。男気で原価割れで作りましたが、正直に言います。買ってくれないと大赤字です。今回まじで死ぬです。よろしくお願いします!

THE JETZEJOHNSON ONEMAN 2023
“12WIRES REPLAY”

日時:2023年12月3日(日)
会場:東京・恵比寿CreAto(VJセット)
開場18時/開演19時/前売¥6,000当日¥6,500
[前売購入URL]
https://eplus.jp/sf/detail/3981460001-P0030001

»

«

記事URLをコピーしました