HEADLINE

[アンケート有り]ジェッジジョンソンのグッズのお話

JETZE.NET

「数年前と比較して原価が最大200%も増加している」と、事務所に無所属の先輩人気ミュージシャンに呑みながら「グッズの事情」を相談されました。15年ほど前に僕が彼のコンサートやツアーグッズの提案、生産ラインの確保、販促手段までご助力させて頂いた経緯があっての会話ですが。まぁ「相変わらずジェッジは原価無視してカッ飛んだグッズ作るよな」と、褒めてるのか呆れてるのか判らない言葉を頂けて光栄です。



グッズ鶴田謙二ジェッジジョンソン藤戸JETZEJOHNSON

2022年、SNSで公開したら大反響だったサーモボトル。1年経ってようやく販売再開です。が!例によって入荷数は少なめです。会場販売を優先して、WEBストアは受注生産を検討中です。1年で更に原価が上がって…結構なお値段になりますが、ぜひ御購入を検討下さいますよう御願い申し上げます!そもそも製造元も「素材」が入ってこないので、次回はいつ発売できるやら。

グッズ鶴田謙二ジェッジジョンソン藤戸JETZEJOHNSON

ミュージシャンもバンドもアイドルも、活動とセットな存在になった「グッズ」。グッズの存在は大きく分けて2つ。①活動収益源と、②宣伝アイテム。2つの要素がしっかり組み込まれたグッズは、アーティストの活動を後押ししてくれます

ジェッジは活動から一貫して「グッズは利益を考えず、長く使って頂けるよう、良い素材で作る」事を目的としています。そうならなかったグッズも有ったので(※1)、反省も含めて徹底して制作します。他に無い(無謀とも思える)グッズが多いのは、ジェッジのグッズ制作チームは大手広告代理店で企業のグッズやノベルティを手掛けるクリエイティブチームで、要はジェッジのグッズでヤツらが「試し刷り」をしているから、という背景があります(※2)

(※1)1999年当時、まだ革新的技術だった熱転写インクジェットプリンタに興味をもってTシャツ印刷を発注したら、それがもう洗濯したらインク部分がペロッと剥がれるという…印刷所に文句を告げに向かったら既に夜逃げの後だったという、いまでは笑い話…にしたくない。
(※2)バンドのマフラータオルが今治タオル製だったり、イタリア産の本革製グッズが多数登場したり、思い出したらキリがない。挙句の果てにはクレジットカード型CDを発売したrうぁぁ頭痛が…トラウマが…

グッズ鶴田謙二ジェッジジョンソン藤戸JETZEJOHNSON

こちらも完売した、昨今流行りの「オーバーサイズTシャツ」。最近のトレンドって「体型にこだわらず、ゆったり着こなせる」が主流になりましたね。タイトに着こなす人、ゆったり着こなす人、様々な表現が有るのは素敵なことだっていつも思います。まぁコレに関しては普通のTシャツに比べ2倍の生地を使用するので原価も相当高いのが全く素敵じゃないのですけど。販売再開です。



ジェッジジョンソングッズ藤戸JETZEJOHNSON

当時のオンラインストアでも販売したら訳が判らないくらい注文が来た「本革製キーホルダー」。ジェッジのファン向けだったのが、別のクラスタ(カーマニアの方々など)に拡散されたのが要因でした。

ジェッジジョンソングッズ藤戸JETZEJOHNSON

初めてお話しますが、ジェッジジョンソンのグッズで累計販売1位のアイテムは「ストラップ」。写真は2代目。初代からの累計は10,000本を越えています。純利益の合計ですが、正直に申し上げて2023年現在で約10万円です。1本あたり6円から10円の利益。なんということでしょう。後輩は絶対にマネしないで下さいね。これは「使用してくれることが、長く使い続けてくれることが、結果としてバンドのためになる」という考えから設定しました。短期的な収入より長期的な継続。発売から20年、間違いでは無かったかな。

で、本題です。前置きが長い。
本日は「コレ」のお話なのです。

再発売の要望が一番多いアイテム「シルバーリング」の新作発売に取り掛かりました。純銀製です。写真は僕がライヴ時に必ず身に付けている、初代のジェッジリング。

通称「のろいのゆびわ」。装着した者は男女問わず「独身の呪い」が。体現しているボーカル(※3)が居るので間違いない。いま笑ってる貴方も御一緒に。

(※3)ウィキペディアの説明文にわざわざ「独身」と追記したヤツ、怒らないから出てきなさい。

[新作ジェッジリング・仕様詳細]

・素材は「シルバー925」を使用。
学生の時に銀の含有率92.5%なのに純銀?って思ったんですが、銀は柔らかいため100%は形状維持が出来ない為の基準値なんですって。どうでも良いけど物価高騰にならって銀も激しく高い。飽きたら溶かして資産に…うわ自分で書いといて悲しくなってきた。このままの形状で大事にしてください。

・表面に「THE JETZEJOHNSON」、内側にケルベロスの刻印
まだ未確定ですが表題の仕様で進捗しています。試作品の出来次第ですね。

・ラインストーン(購入者の好みの石)を1つだけ埋め込む。
受注生産なら有りかと考えて、落とし所を模索してます。ダイヤだと20万突破します。発注して失踪されたら僕に負債が。おっかないですね。

・前作より「呪い」も2倍増し。
購入予定者は覚悟の上、お買い求め下さい。いやあのさ、いい話を聴かせて下さいよ。コレ付けてたら理想の旦那様に巡り会えたとか、電柱を殴ったら折れて金塊が出てきたとか。

・サイズ展開は2-3種類
なので下記にアンケートフォームを準備してもらいました。上位サイズのうち2-3種で販売致します。

長く使い続けてもらえるグッズを、これからも作ります。

»

«

記事URLをコピーしました