ジェッジdeトラベル!!

ジェッジdeトラベル!!「日々是台湾・華山1914文化創意産業園区 〜ピスケとうさぎに逢いたくて〜」

JETZE.NET

ジェッジジョンソン藤戸です。ブログ「料理の別人ハリウッド編」にも書いていますが、業務の関係で頻繁に、相当に頻繁に台湾に渡航しています。中国語圏と英語圏を両方カバー出来る台湾は、当局の規制や監視が日々厳しくなる香港に取って代わるように、エンターテイメントのハブ空港のようなポジションに成長しつつあります。映画音楽/CM/効果音に関わる業務として、台湾に飛んでキャスティングや発注のミーティングを行うことが多いです。

業務での渡航なので観光する時間は有りませんというか東京から出発の際は日帰りが殆どです。東京から大阪まで新幹線で移動するのとほぼ同じ移動時間。しかも業務の場所が決まって台北のど真ん中にある松山空港から電車で移動してすぐの場所なので、立ち寄ったりブラっとなんて皆無です。

今回は台北ゲームショウに行くという個人的ミッションのついでに、早めに乗り込んでブラっとしてみようかなと。

久々のトラベルでございます旦那様。

愛用のリモアのスーツケース。2006年に購入したので13年も使っているのか!その割にはキレイです。機内に持ち込めるサイズです。カーゴに預けるのが嫌いなのです。汚れるし傷つくし。なのでこのサイズを購入。ジェッジのツアーも国内の旅行も、そしてハリウッドも一緒に景色を見てきた「大事な相棒」です。

台湾に行くときは日帰りが多いので早朝出発が多いです。今回は日帰りじゃ無いのに日々の反復が染み付いて何故か早朝出発に。

重度かつ深刻かつ非常にメンドクサい高所恐怖症患者ですが、地平線の向こうから陽が昇る瞬間の景色が大好きです。「昨日と明日のはざま」の景色です。

夜と朝が融け合う景色を眺める度に「あぁ、やっぱりココ、高いとこじゃん落ちたら死ぬじゃんやっぱ海路だよな泳いでなんとか助かりそうだもんだって空は泳げないしやっp(略)」とまったく感動もメルヘンもファンタジーも無いオチでしたね!!!!!

「我が征くは雲の大海」
by ラインハルト・フォン・ローエングラム

真面目な話、遠くを見てるほうがマシです。一番怖いのが中央のシートに座った時。ただただ聴こえるエンジン音と、伝わる振動を意識してしまうとパニックになります。

東京からは3時間ちょっとで台湾に着きます。あっという間に下降が始まり、あっという間に雲の中。余談ですがロサンゼルスからの直行便は約14時間。いままで一度たりとも恐怖で寝れたことが有りません。

桃園近くの風景です。灌漑用なのかな?おびただしい数の貯水池が。写真でも入り切らないくらいの貯水池が点在しています。晴れた日に上空から見ると、多くの貯水池が太陽の光を反射し、とても幻想的な景色に。けっこう愉しみな景色のひとつです。

台湾の玄関口「桃園国際空港」。とにかく広い・デカい・すぐ迷う。日本から来る場合は台北市街のど真ん中にある松山空港のほうが便利です。桃園空港は台北市街から離れているので(MRTが開通しても1時間ぐらい移動に費やす)、ぶっちゃけ移動時間がもったいないので、可能であれば観光の際は松山空港での離発着便が宜しいです。

本日向かう場所はココ、「華山1914文化創意產業園區」です。

最寄りは地下鉄「善導寺」駅。歩いて数分の距離です。

「華山1914文化創意產業園區」というこのエリアは、かつて大日本帝国の統治時代の酒造だったそうです。近年、当時の面影を残しながらリノベーションを行い、アート・クリエイティヴ関連のイベントや店舗が多く立ち並ぶエリアとして生まれ変わり、台北のクリエイティブの発信場所のひとつとなっています。映画館やライヴハウスもあります。

建物が本当に素晴らしい。同潤会アパート(現・表参道ヒルズ)が好きな人なら絶対マストで行くべきです。

建物内はリノベーションされ、アートグッズが数多く販売されています。気鋭のデザイナーが手作りで制作したアイテムや洋服がいっぱい。ここでしか出会えない一点モノがいっぱいあります。

どこの店舗もインテリアが秀逸。現代の台北インテリアデザインはホントに美しい。

・・・と、今回のお目当てはコレ(だけ)ではありません。

おぉ!??

うひょー!!!!

僕がだいだいだいだいだいだい大好きな「ピスケとうさぎ」が期間限定でイベント出店!!!やヴぇ超やゔぇえ!!!!

萌え死ぬ!!萌え死ぬ!!!

店舗内はグッズの山!山!山!! 台湾限定のアイテムなど盛りだくさん!!!お前はコレだけのために台北来たのか。いいえ違いますゲームショウです。ゲームショウで「ピスケとうさぎ」に逢うために台湾に来たのです。もうなんとでも言ってくれ。

壁には記念写真用のフォトコーナーが。当然ですが撮影しましたよ!!!

【本日のジェッジdeヤヴァイ飯】

・西門の「小吳牛肉麵(魔法のヤヴァい粉トッピング)」

台湾と云えば牛肉麵というくらい、あらゆる所に牛肉麺の専門店があります。現地の人たちには日常の食べ物のひとつなんですよね。庶民的フードの代表格なので、価格もだいたい50元から80元=150円から240円がほとんど。

そんな牛肉麺の専門店が西門エリアの北のはずれ、観光スポットじゃないディープなエリアがあります。ここは周囲も牛肉麺屋さんしかないという一角です。その中のひとつ、「小吳牛肉麵」は個人的イチオシの牛肉麵です。

牛肉麵はホントに種類も味も店によってマチマチですが、観光ガイドに紹介される牛肉麺は結構ヘビーなものが多いです。美味しいのですが味が結構濃かったり、量がヘビーだったりと、それを食べてしまうと1日中もたれてしまって他の食事が食べれないという悲しいケースもあります。

が!ここの牛肉麺は「あっさり」かつ「コクのあるスープ」なんです。ほんとスープが美味しい。

そんな美味しいスープを全て台無しにして完全に「別のなにかに変貌させてしまうトッピング乗せ」がおすすめです。さっきの前置きはなんだったのか。

カウンターに置いてある通称「ヤヴァい粉」です。コレ、お店独自の配合で作られた「麻辣」、つまり唐辛子パウダーです。

この粉がめっっっっちゃくちゃ美味い!!!!!あっさり牛肉麺が超重量級の地獄麺に!!!お前は何を言ってるんだ!!!

これを入れて食べるのがココのお店の食べ方だそうです。アホみたいにドヴァドヴァ入れてかき混ぜて食べる!!辛い!!でも美味い!!死ぬ!!でも美味い!!

台北に初めて来た人はマニアックなので食べないほうがいいです。一通りのグルメを食べ尽くしたあと、要は2周めからチャレンジしてみて下さい。ハマる。僕はハマった。

重量度:★★☆☆☆☆☆(粉投下前)
味濃度:★★☆☆☆☆☆(粉投下前)
コスパ:★★★★★★☆(めっちゃ安い)

またヤヴァいとこ教えて貰ったら御報告申し上げます。

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