料理長!ハリウッド暮らしです!【15】~ユニバーサルスタジオと映画の話~後篇~

ジェッジジョンソン藤戸です。6/13に全国発売が始まった最新作「ストライクリビルド・ダウナー」がiTunes Storeオルタナティブチャートで初日から1位を獲得させて頂きました。皆様のおかげです!ありがとうございます!

前々作「テクニカルブレイクス・ダウナー」以来、2度めのiTunes Storeオルタナ1位。本当に感謝の言葉しかございません。9/1のワンマンでは1位獲得の記念で作成するジャケットイラストポスター(A1サイズ)の発売を行います。ぜひワンマン会場の販売ブースにてお買い求め下さい!そしてCDに封入されたワンマン先行予約、ぜひ御登録を御願い申し上げます!

本題。

 

 

 

ユニバーサル・スタジオと映画の話でお届けしたBLOGも最終話となる後篇に。後篇は「映画の撮影エリア」のバックヤード写真を交えながら、お話をさせて下さいませ。あ、写真は全て撮影OKのエリアです。が、余計なモノが写り込んでいた箇所は全てPhotoshopでアレしてます。NDA違反にならない写真でお届け致します。

 

トラック、デカい。マジデカい。

これ、撮影用とかでは無くて実際に稼働しているトラックです。日本では絶対に見れないサイズ。「STAGE17」と書いてある、後ろの倉庫のような建物が撮影スタジオです。映画だけでなくドラマやCMの撮影も行われています。

 

「QUIXOTE」と書いて「キホーテ」と読みます。ハリウッドの照明からロケバスまで撮影に関わる機材サプライを引き受ける大手スタジオです。上の写真、なんと移動式の楽屋です。映画のキャストが中でくつろいだり、化粧直しを行うためのパウダールームやシャワールームまで完備。ちなみに一人一台が基本です。使える人は限られてますね・・・。

 

うっひょー!!!

ものすごい広い。贅沢だ。

この車の中でハリウッド女優が化粧直しをしていたと妄想するだけでハイボール5杯イケます。

 

ここのスタジオにはトム・クルーズ主演の看板が。ここでトム主演の映画が撮影されているよ(いたよ)って事です。手前には先程のシングルキャスト用楽屋カーが数台停車してます。大物が使っているってことですね。看板が出ているということは上映の情報公開がされているということ。秘密裏に撮影される映画も有るので、情報解禁されている映画以外は看板は出ません、というか出さないはずです。アメリカのゴシップメディアもシネマフリークも情報集めに相当アンテナを張っています。最近もスターウォーズに登場するミレニアムファルコン号のセットがファンによってグーグル・マップ上で発見されるというのが話題になりました。アンタ一体どんだけ暇なんだ&どんだけ執念凄いんだと感嘆しました。情報の取扱いに関しては日本の100倍神経質です。

 

このトム・クルーズ主演の「AMERICAN MADE(邦題:バリー・シール)」は昨年の9月末に全米で公開された映画です。かなり面白いです。チェックしてみて下さい。

 

ハリウッドの映画音楽の制作に関わって、業務の一環で撮影現場に立ち会う機会がいっぱい有りました(どういう業務か忘れた方はこちらをお読み下さい)。撮影がなかなか始まらず、下宿先に帰るのも面倒な時、こういうトラックの後部座席で寝泊まりすることもありました。ダンボールの中で寝ていたらカーゴで運ばれて危うくジャンク処分されそうだった事も有りました側溝だと気づかず座っていたら(ちょうどピッタリ挟まって気持ちよかった)、スタジオから突然放出された大量の水で溺死しそうになった惨劇もあります。相当忙しいけど毎日がアッと驚くような新鮮なイベントの連続です。

 

上の写真は「列車の内部での撮影セット」です。こうやってセットを組むんですね。

この2年間、見掛けたモノはヤヴァイもの含めて全て写真に撮って来ました。InstagramもBLOGもコンプライアンスに抵触しない範囲で細心の注意を払って写真を掲載していますが、実はInstagramで一度ヤッちまった事が有りましてですね・・・えぇ・・・。

 

 

ここからは中篇でもご紹介した「スタジオ・ツアー」で見学可能な場所に沿ってお話します。ちなみにこの「スタジオ・ツアー」ですが、日によってルートが違うとのことです。なのでこれから紹介する場所は通らないかも知れません。ご了承下さい。

 

TEDの像が。後ろの一軒家は元々撮影セットだったそうですが、現在は撮影に従事するスタッフがホントに住んでいるという一角があり、「スタジオ・ツアー」で巡ることが出来ます。

 

実際に使用されることもあるらしいですが、基本は観光用に作られた「ニセの撮影セット」というか「撮影セットの撮影セット」という。文字面だと混乱する一角です。

 

スタッフさんですけど絵になっている。イチイチかっこいい。

 

物凄く巨大な壁が。正面に廻ってみると・・・

 

こうなっている。ハリボテです。ここはハロウィンに向けて一般開放予定のエリアだそうで、着々と準備が行われていました。

 

スタッフやキャストは上記のようなカートで撮影エリア内を移動します。が、従業員の数に比べて圧倒的に足りないので基本的には取り合いです。専用車もあれば乗り捨て用もあります。エリアの一番端までカートで移動して、数分の間に他スタッフに強奪されてエリアに半ば置き去りにされるなんてザラです。

 

西部劇の撮影エリア。日本でいうところの日光江戸村とか太秦撮影所ですね。ここも「スタジオ・ツアー」で通るはず、たぶん、ルートが変わらなければ。西部劇はハリウッドに来てから観まくって勉強しましたが、正直に申し上げて趣味じゃ無いので全く頭に入ってこない。苦手な科目を勉強してもスポンジになってしまうアレな感じです。特に拳銃の効果音の種類がホント頭に染み込まない。リボルバー式拳銃でも数百種類あって、年代別・メーカー別がいまだに覚えられない。がんがります。

 

ユニバーサル・スタジオ撮影エリアの建造物の中でも重要文化財レベルです。ヒッチコックの超有名映画「サイコ」に登場するベイツ・モーテルが。これ、当時のやつを移築したそうです(と聴いた)。相当ボロいです。ここは「スタジオ・ツアー」でしか見れない場所にあります。「サイコ」の音楽は超有名ですね。スリル溢れる弦楽器の音色は、その後のホラーやサスペンスに大きな影響を与えました。作曲したバーナード・ハーマンの最期の作品は「タクシー・ドライバー」。そのサウンドトラック収録終了と同時に息を引き取ったという有名な話があります。自分の作品を見届けて死ぬなんて音楽家として最高の大往生ですよね。

 

 

超巨大な建造物が。これ、クロマキー合成用のブルーバックです。パニック映画など、このブルーの壁の前で演技をして撮影し、青い部分に後から合成映像を乗っけるんですが、初めて見た時はその余りのスケールの大きさに感動しました。

 

3回に分けてお届けしたユニバーサル・スタジオ。興味を持って頂けましたら是非、ロサンゼルス/ハリウッド観光の際にお立ち寄り下さいませ。映画の街のアミューズメントパークです。

 

【料理の別人ハリウッド編・近況】

・アルバムリリース!ほんと有難うございました!

・ホントはアルバム発売の前後に日本に拠点を戻して、業務の度にハリウッド/台北に向かうという状態にするはずでした。が!業務がアレでアレな感じで結局、契約満了の30ヶ月目、今年の12月までアメリカで暮らすことになりそうです。更に余談ですが、現プロジェクトは30ヶ月契約ですが新規プロジェクト契約を結び、その後も東京→ハリウッド→台北とバタバタ往復の人生が確定しました。

・7月21日はリリース後、最初のライヴです。こちらをクリックしてぜひライヴにお越しくださいませ!